デッドニング!吸音材・遮音材・制振材 |
作成日:2012/09/20、最終改訂日:2012/10/03 |
§遮音-32:羽毛布団(掛け布団)
周囲がうるさい時は、布団をかぶって寝る・・・・
これって、効果あるんだろうか?
効果があるのなら、トランクルームの無いクルマに、羽毛布団を敷いておけば、それだけである程度の防音対策になるはず。
いらなくった掛け布団に、カバーを掛けて、クルマ(荷台部分)にのせておけば、それなりの防音効果はあります。
あくまで気休めレベルかもしれませんが、効果が無いかと言えば「ある」。
実験してみましょう。
〔注意〕80Hz以下の低い周波数は、スピーカー保護のため、最初から、めいっぱい減衰させています(部屋のノイズの方が大きいかも)。従って、80Hz以下は無視して、100Hz以上の周波数の音が、吸音材・遮音材によって、どれくらい減衰しているか、チェックしてください。
200Hzあたりから、5dBの減衰。
減衰量は大きくないけど、低音域で減衰してくれるのは、うれしいです。
1kHz以上は、かなり大きく減衰してます。
つまり、床に敷いておけば、床から聞こえてくる「高い音」は消えます。
羽毛布団、2枚重ねにすると、結構効果がある。
200Hzで10dB、800Hzで20dB、1kHzで25dB以上。
これは無視できる数値じゃない。
特筆すべきなのは、ふとんは「遮音材」ではなく「吸音材」だということ。
吸音で、これだけ、ノイズを減衰させるというのは、すごいこと。
そのわりに「軽い」し。
荷台部分の狭い、コンパクトカーだと、羽毛布団を2つに折りたたんで荷台に敷くことが出来ます(同時にタイヤハウスも隠せます)ので、結構効果がありそうです。
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《 ふとんは、便利 》
布団は、荷物を隠す目的にも使えるので、便利です。
布団を持ち込んで、荷台の容積を減しておけば、「冷房すべき車内の容量」も減りますから、燃費もすこ〜しだけ良くなるかも。
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