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| デッドニング！吸音材・遮音材・制振材 | 作成日：2012/09/20、最終改訂日：2012/09/21 | |||
§遮音－３１：段ボール スピーカーに、段ボールの箱をかぶせてやると、音が小さくなる。 じゃぁ、どの周波数帯が、どれだけ小さくなるか？ そんなの、やってみないとわからない。 何処にでもある、手軽に使える防音対策。 やってみましょう！ 
〔注意〕80Hz以下の低い周波数は、スピーカー保護のため、最初から、めいっぱい減衰させています（部屋のノイズの方が大きいかも）。 従って、80Hz以下は無視して、100Hz以上の周波数の音が、吸音材・遮音材によって、どれくらい減衰しているか、チェックしてください。 
段ボール１枚。 400Hzあたりから、減衰があります。 700〜1kHzあたりの減衰量は、１５ｄＢくらいになります。 「吸音」なのか「遮音」なのか、わかりませんが、なかなか、良い結果です。 
こんどは、２枚重ね。 段ボール１枚と、どれだけ違うか？ 低音域は殆どかわらず、1.6kHzあたりが、逆に、少し盛り上がってます。 段ボールの「遮音性」によって、音を跳ね返したのかな？ 低い周波数は、１枚でも２枚でもほとんど同じ・・・というのは、意外な結果です。 高い周波数（3kHz以上）では、２枚重ねのほうが、減衰量が多くなってます。 これだけ高い音を減衰させるのであれば、毛布かタオルか、そんなものでも良いのかも。 段ボールを２重に重ねて、防音効果を高めるのであれば、２枚の距離を離して、２重にした良いと思われます。 スピーカーに、小さい箱をかぶせる。 小さい箱の上から、中ぐらいの箱をかぶせる。 中ぐらいの箱の上から、大きい箱をかぶせる。 このほうが、良さそうですね。
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