デッドニング!吸音材・遮音材・制振材 |
作成日:2012/09/20、最終改訂日:2012/10/09 |
§遮音-51:〔番外編〕 車内ノイズを調べてみる
クルマの「デッドニング」をするときに、把握しておきたいことは何か?
クルマに入り込むノイズを減らして、クルマを静かにしよう! 少しでも快適な車内空間を作ろう! とかいう場合に、是非とも把握しておきたい点は、いくつかあります。
「どの周波数の音が、たくさん車内に入り込んでいるのか?」
「ノイズは、クルマのどの部分から、進入してくるのか?」
この2点は、是非とも把握しておきたいところです。
−*−
「なんか、気になる音がするぞ」 と思っても、その周波数(音の高さ)が、わからない。 ならば調べてみよう! ということになってきます。
とりあえず、いい加減な「なんちゃってデッドニング」をしている車内騒音を拾ってみました。
その際の周波数成分は、こんな感じです。
低い周波数のノイズが大きくなっています。
床全体に「ニードルフェルト」を敷いているので、2kHz以上はノイズは吸収されて、室内にはほとんど届いていないようです。
まずは、荒いアスファルトの路面です。
騒音計で測ると、全体のノイズレベルは、70dB(A)を超えています。
こちらは、騒音計で測ると、55dB(A)くらいでしょうか。
300Hz〜1kHzあたりは、荒れた路面でも綺麗な路面でも、ノイズの量は大差ないです。 なんとかして、このあたりのノイズを減らしたいところです。
(注意)
XENYX302USBを購入する以前に、テストを行ったため、ファンタム電源が使えず、コンデンサマイクを車内に持ち込めなかったので、指向性のあるダイナミックマイク(CM-5S)で測定しています。
そのため、周波数特性の結果に怪しい部分があります。ご容赦ください。
マイクは、助手席の位置、人間の耳の高さで測定しています。
近いうちに、測定用コンデンサマイク(ECM8000)で、測定し直す予定です。
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《 不快に感じる音、不快に感じない音 》
たとえば、同じ大きさのタイヤノイズでも、音の高さによっては、不快に感じる音もあれば、さほど不快に感じない音もあるらしいです。
どの高さのノイズなら、不快に感じないのでしょうか?
正直、よくわかりません(汗)
個人差があるのか、個人差が無いのかも、わかりません。
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