カメラ関係 その他いろいろ |
作成日:2012/10/09、最終改訂日:2014/08/28 |
§C他-62:マイクスタンドにカメラを取り付ける(変換ネジ 5/8→1/4inch)
前回とは逆に、マイクスタンドに、カメラ(または雲台)を取り付けるための変換ネジです。
・カメラの裏側についている穴のネジは、1/4インチ(=2/8インチ)
・カメラを取り付ける雲台(三脚・一脚)のネジは、1/4インチ、又は3/8インチ
・マイクスタンドのネジは、3/8インチ、または5/8インチ
変換ネジ(変換アダプター)を介することで、「マイクスタンドにカメラを取り付ける」事ができるはずです。
〔上:雲台・カメラ〕 カメラ(デジカメ)、または雲台の裏側 (1/4インチ メス)
変換ネジ(1/4インチ オス)
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変換ネジ(5/8インチ メス)
〔下:マイクスタンド〕 SHUREなどのマイクスタンドのオスねじ(5/8インチ)
(激安ブランド!? ベリンガー・クラシックプロのマイクも、この規格のようです)
TOMOCA(トモカ)の変換ネジです。
マイクスタンドのネジには、SHURE(5/8インチ) の他に、一回り小さなAKG(3/8インチ) や、JIS規格(5/16インチ)など、いくつかの規格があるようなので、注意が必要です。
その場合は、一旦 SHURE の5/8 に変換してから、カメラの 1/4に変換すれば、たぶんOK。
実際、マイクスタンドには、AKG (3/8inch)でネジが切ってあって、SHURE(5/8inch)への変換ネジ(変換アダプター)が標準で付属しているパターンが多いようです。
大きなマイクスタンド(高さの高いマイクスタンド)に、カメラを取り付けると、便利そうですが、残念ながら手元にあるマイクスタンドは、この小さいのだけ。
(ねじ山は同じ)
まず、AKG(3/8インチ規格)のマイクスタンドを、SHURE(5/8インチ規格)に変換。
次に、SHURE(5/8インチ・メス)→カメラ(1/4インチオス)の変換ネジを装着すると、
マイクスタンドに、デジカメを取り付ける事が出来ます。
スマホ用のホルダーや、1/4インチ穴(小ネジ)の雲台なども、取り付ける事ができます。
■ カメラの大ネジ(3/8インチ) と、マイクのAKG(3/8)
大きくて重いカメラの雲台は、カメラの大ネジ(3/8インチ)を採用しています。
マイクスタンド・マイクホルダーののAKG規格も、3/8インチです。
どちらも、おなじ3/8のねじ山なので、このパターンは、そっくりそのまま、装着できます。(ネジの長さが、長すぎる・・・という問題が無ければ)
取り付ける事は可能ですが、マイクスタンドに、重い雲台・そして重いカメラ。
可能ではあるけれど、実用性という点では、いまいちかな・・・・という気がします。
■ SHURE(5/8インチ)から、カメラの大ネジ(3/8インチ)への変換
カメラの大ネジ(3/8インチ)の穴は、マイクのAKG規格(3/8インチ)と同じ。
マイクスタンドのねじ山が、SHURE規格(5/8インチ)であった場合、
マイクスタンド(SHURE 5/8インチ)→マイクホルダー(AKG 3/8インチ)
の変換ネジが、使えそうです。(ネジの長さが長すぎる可能性もありますが)
そのほかの方法として、SHURE(5/8インチ)から 一旦、カメラ(1/4インチ)に変換したあとで、カメラの小ネジ(1/4インチ)→大ネジ(3/8インチ)変換をする方法もありますが、そこまでする人はいないでしょう。
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《 公共施設のマイクスタンドは、カメラの三脚 として使える? 》
カメラ用の三脚の平均的な高さは、カメラのファインダーをのぞき込んだときにちょうどいい高さ。
マイクの高さは、人間の口の高さになります。
マイクスタンドの安定度はともかく、高さに関して言えば、マイクスタンドをカメラ(又はビデオ)の三脚として、流用出来そうです。
楽器演奏とかカラオケとか、そんなのに興味の無い人にとっては、マイクスタンドは必要ありませんが、公共施設には、マイクスタンドがおいてある場所が多々あるので、そういうときは、カメラの三脚代わりに流用できると、便利そうですね。
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