3.5インチ SATA ハードディスク |
作成日:2013/02/06、最終改訂日:2013/02/06 |
§P-15:WD30EZRX-00DC0B0
WD30EZRX-00DC0B0 です
まずは、そのうちの1台を、HD TUNE で確認!
念のため似たようなものを2つ掲載しておきます。
1つめは、2012年11月のもの。 もう1つは 2013年02月のもの。
パソコンの環境は少し変わってますけど、グラフはほとんど同じになっています。
↑2012年11月のグラフ
↑2013年02月のグラフ。
転送毒度は、ピークでも 140MB/秒くらい。
7200回転の ST3000DM001 と比べると、さすがに差が出てきます。
では、プラッタの数のチェックのために、先頭部分を拡大して見ます。
とても、興味深いこと・・・・・というより、「おぃおぃ、なんでこうなるの???」というような、結果になります。 ディスクキャッシュのイタズラでしょうか?
「8GB」での1回目。 プラッタ3枚、ヘッド6つであろう、定期的なパターンが見えてきます。
で、念のため、全く、もう一回、同じ測定をします。 そのまま「スタート」ボタンをクリック!
こちらは、「8GB」での2度目の測定。
なんか、派手にグラフが崩れてます。
原型は同じなのでしょうけど、頻繁に速度が落ちてます。
3度目、4度目と繰り返しても、グラフが崩れる(頻繁に速度が落ちる)現象は同じ。
おそらく、「ディスクキャッシュ」が絡んでいるのだろうということで、いったん、全域のチェックをやってから、もういちど「8GB」の測定をやると、上のようなきれいなグラフになります。
・・・というわけで、いったん全域チェック(途中で止めても良い)をやってから、こんどは「4GB」のチェック
「4GB」のチェック 1回目。 おぉ美しいグラフだ!
そのまま、2度目の「4GB」のチェック! 「スタート」ボタンをクリック!
グラフが乱れてます。(頻繁に速度低下が発生!)
・・・さきほどと同じように、いったん全域チェック(途中で止めても良い)をやってから、こんどは「2GB」のチェック。
「2GB」の1回目。 美しいグラフですね。 転送速度から考えて、間違いなく「ヘッド6つ」でしょう。
回転数は同じでしょうから、【2】のヘッド(ディスク面)は、ディスク密度が高いので、ディスク1回転でたくさんの情報が得られるのに対して、【6】のヘッド(ディスク面)はディスク密度が低いのでディスク1回転での情報が少ない(結果的に転送速度が遅くなる)だろうという気がします。
「2GB」の2回目。 そのまま「スタート」をクリック。
派手なグラフになってます。
・・・またまた、さきほどと同じように、いったん全域チェック(途中で止めても良い)をやってから、こんどは「1GB」のチェック。
「1GB」の1回目
グラフの微妙な「波」がなんなのか、わからないけど、まぁいいか!
「1GB」の2回目。 おぉ、豪快豪快! グラフが、派手に落ち込んでますね。
ディスクキャッシュが絡むと、速度が落ちる??
HDDのファームウェアに関連あるのかもしれないけど、Western Digital は、ファームの更新なんて、やったことないし、そもそも、このHDDのファームウェアは公開されてなかったはずだし・・・・。
どうせ、メインで使う訳じゃないので、まぁいいか! の世界。
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最後に、Crystal Disk Mark で、速度を測っておきましょう。
ディスクの先頭部分で、測定しています。 だいたい、こんな感じです。
こちらは、50MBと100MBでの測定結果です。
50MBの時は、64GBのキャッシュを持っているため、データがキャッシュの範囲内に入るはず。
従って、ハードディスクらしくない数値になってます。
いくら、キャッシュに入っているとはいえ、Readが、294.9MB/秒というのは、すごい。
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《 「原因がわかるまで・・・」 》
HD TUNE の「short stroke」で、グラフが乱高下する現象。
これの原因(パターン)を見つけるまで、ほんとうに「謎」だった。
「全域」→「8GB」→「4GB」→「2GB」の順に測定すると、8GBはきれいなグラフになり、4GBが乱高下。
いったん、パソコンの電源を切って、再起動後に「4GB」を測定すると、4GBもきれいなグラフになる。
ならば! ということで、もう一度、パソコンの電源を切って、再起動後に「2GB]を測定すると。。。やっぱりきれいなグラフになる。
なんだ、これは!!! いったい、なにがどうなってるんだ!!!!
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