USBの5V電源とUSBケーブル |
作成日:2014/08/07、最終改訂日:2014/08/07 |
§DC5V-12:TL060K, TL040K (多摩電子工業)
スマートフォン用の「充電式携帯バッテリー」です。
2.1A対応のACアダプター(USB充電器)と、USB-microUSBケーブルが付属しているので、割安感があります。
リチウム電池容量 4000mAh の TL040K と 6000mAh の TL060K がある。
どちらを買おうか? 迷った時は、両方買って、比較してみる。
多摩電子工業 > TL040K 「リチウムDEチャージ4000 AC充電器付」
多摩電子工業 > TL060K 「リチウムDEチャージ6000 AC充電器付」
・大容量【4000/6000】mAhリチウム充電器スマートフォン&iPhone/iPad/iPod充電可能
・繰り返し使える!経済的なリチウムイオンポリマー電池を採用。
・ 各種USB機器の電源としてもご利用いただけます。(最大出力電流2.1A)
・ 付属のAC充電器は海外でも使用できるAC100〜240V対応。
※国によっては別途アダプタが必要です。
◎製品番号 【TL040K/TL060K】
◎製品名 リチウムDEチャージ【4000/6000】 AC充電器付
●バッテリー:リチウムイオンポリマー
●容量:【4000/6000】mAh(3.7V)
●出力:DC5.0V(1A) / DC5.0V(2.1A)
●入力:AC100V〜240V
●蓄電方法:付属のAC充電器を用いて家庭用コンセントから蓄電
●蓄電時間:【約7時間/約10時間】
こちらは、TL060K の写真。
光沢のある黒。 高級感があるけど、傷が付きやすそうな感じ。
丁寧に扱いましょう。
内蔵のリチウム電池の容量が、3.7Vで、6000mAh(1Aの電流を6時間流せる、あるいは、6Aの電流を1時間流せる)とすると・・・・
5.0Vに昇圧して、変換効率90%とすると、計算上は
6000mAh × (3.7V ÷ 5.0V) × 0.9 = 3996mAh (約4000mAh)
に、なるはずです。
ここで注意すべきなのは、ACアダプターの容量。
出力電圧:DC5V、1A となってます。
1A以上の電流を流してはいけないことになってます。
充電器を介さずに、このACアダプターから、タブレットなどを直接充電する場合は、電流が1Aを超えないかどうか、注意する必要がありそうです。
どうせなら、もう少し、大容量のACアダプターにしてくれれば、重宝するのですが。。。。。
USBの出力端子は、「2.1A」と「1A」の2つがあり、合計で2.1Aまでになってます。
説明書には、
「iPadを接続する場合にはiPad付属ケーブルを使用し必ず2.1A出力ポートに接続してください」
「iPod classic、iPod(第4世代/第5世代)iPod shuffle(第1世代)を接続する場合は、必ず1A出力ポートに接続してください。
2.1A出力ポートで使用しないでください」
と書いてあります。
とりあえず、「両方のポートに、なんらかの違いがあるであろう」ということが、予想できます。
じゃぁ、Android タブレットは、どっちにつなげばいいんだ? という話になってくるので、少し調べてみることにします。
重さを比べてみました。
TL040K が 147g。 TL060K が 183g。 実際、かなり軽いです。
■2.1Aポートと、1Aポートの違いを調べてみる
10.1インチの Android タブレット(ME102)を充電するとき、どれだけの電流が流れるか調べてみました。
USB充電器の電圧(出力): 4.80V (USBケーブルの電源側の電圧)
タブレットに流れ込む電流 : 1.166A (テスターの表示11.66÷10)
(USB延長ケーブルの線を引っぱり出して10回巻いて、電流値を測定しているので、テスター表示の1/10が、正規の電流値です)
1Aを超えているので、「2.1Aポート」に接続するのが、正解みたいです。
試しに、下の「1Aポート」に接続してみました。
USB充電器の電圧(出力): 4.80V (USBケーブルの電源側の電圧)
タブレットに流れ込む電流 : 1.184A (テスターの表示11.84÷10)
「1Aポート」につなぐと、出力電圧が落ちて、電流が1A以下に制限される・・・・ことを期待していたのですが、どっちにつないでも同じ!?
2.1Aポートで問題なければ、、こっちは、使わないほうがよさそうです。
|
《 なぜ2.1Aポートと、1Aポートがあるのだろうか? 》
これを、詳しく説明しているサイトって、みかけないですね。
謎が多いのだろうと思います。
「電流をたくさん流すと、電圧が下がるACアダプター」
と
「電流をたくさん流しても、電圧が下がらないACアダプター」
とでは、
どちらが優れた、ACアダプターなのか?
・・・・という話になってくるのだろうという気がします。
|
|
|
|