CDレシーバー U585BT(kenwood) |
作成日:2013/06/27、最終改訂日:2013/06/29 |
§U585-19:U585BT(KENWOOD) 〜Car Type編
カーステレオ(?)用の1DINコンポ、ケンウッド U585BT です。
公式ページを見ると、 「MP3/WMA/AAC/WAV対応 CD/USB/SD/BTレシーバー U585BT」と書いてあります。
今回は「Car Type」の設定です。
マニュアルには、
「車種を選択することで簡単にタイムアライメントを設定し、スピーカー間の距離差を補正します」
と書いてあります。
「タイムアライメント」というか「スピーカー間の距離の補正」であれば、直接「DTA Settings」でスピーカーからの距離を入力してやればいいと思うのですが・・・・。
「Car Type」で操作しているのが、「スピーカー間の距離の補正」だけなのか、密かに(!?)他の音場補正も行っているのかは・・・・わかりません。
車種にこだわらず、一通り全部試してみて(聞こえてくる音は変化する)、気に入った設定で音楽を聴くのが良さそうです。
初期設定値(ディフォルト)は、OFFです。
「Car Type」と、「DTA Settings」の関係ですが・・・・・
「DTA Settings」の設定前(または Reset DTA Setting の後)に、「Car Type」を設定すると、
指定された「Car Type」の各スピーカーからの距離と音の大きさの値が、「DTA Settings」に書き込まれる。
必要なら、その後で、「DTA Setting」で微調整してください。 ということのようです。
一旦「DTA Setting」の値を調整してから、再度「Car Type」を変化させても、「何も変わらない」ような気がします。
−*−
追記:
「Car Type」の違いを確認するために、「フロントLch」だけのDEQ2496で周波数特性のグラフを取ってみたのですが、変化がないので、掲載は省略します。
L+Rチャンネルの周波数特性は、まったく意味がなさそうですし・・・。
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《 聞いてみて、綺麗に聞こえれば、それでよい! 》
クルマのスピーカーの音は、ガラスなどの反響もありますし、フラットな周波数特性とは言えません。
高音域は、直線性があるので、ドアスピーカーから出てくる高音域の聞こえ方は、左右で大きく違ったりします。
左スピーカーからの音は、距離は遠いけど、スピーカーに対して、ある程度正面に近い。
右スピーカーからの音は、距離が近いけど、スピーカーに対して、真横に近い。
たぶん、左スピーカーからの高音域の方が大きく聞こえるんじゃないかと思います。
難しいことを考えずに、8つの設定があって、音が変化するのであれば、8つを試してみて、「自分が一番綺麗に聞こえる」と感じた設定にしておくのが、一番いいように思います。
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