無線ルーター,Wifi中継器,Wifi対応SDカードなど |
作成日:2016/12/05、最終改訂日:2016/12/05 |
§Wifi-33:PQI Air Pen(PQI)microSDカードリーダー&無線アクセスポイント
この製品が、どういう製品なのか、一言で説明するのは非常に難しい。
LANケーブルでインターネットに繋ぐだけで簡単にワイヤレス AP 機能 (IEEE 802.11b/g/n) が使用できる(5台の端末を同時に接続できる)。
microSD/SDHCのカードリーダとして使用できる。
USBフラッシュドライブとして使うことが出来るし、ワイヤレス接続も可能。
公式サイトはこちら
PQI(公式サイト) > WiFiストレージ > PQI Air Series > PQI Air Pen
値段が安くて、興味深い製品は、とりあえず買っておけ!
・・・というわけでもないですが、購入したタブレット(Zenpad 7.0)や、スマートフォン(Zenfone 2 laser)は、microSDカードの取り付け・取り外しが面倒(裏蓋を外しにくく、何度も取り外しを行うと、爪が折れてしまいそう)なので、microSD
カードへファイルを入れるときには、これを使おう!
という感じ。
本体とケース。 それなりに、小さいので、持ち歩いても邪魔にはならない。
USBのコネクタを出したところ。
バッテリー内蔵の、充電式なので、これを充電器(またはパソコン)に差し込めば、充電できます。
説明書は、多か国語の紙切れ一枚。
日本語のオンラインマニュアル(pdf)が存在するけれど、公式サイトの製品ページから、オンラインマニュアルのページに辿り着けないところが、なんとも・・・。
■ PQI Air Pen を使ってみる
まずは、USB接続。
OTGケーブルで、Android 6 のタブレット(ZenPad 7.0)に接続。
装着したmicroSDカードの中身は、 ファイルマネージャーで見ることが出来ます。
(カードに書き出すこともできます)
USBで、接続した場合は、「単なる、micoroSD のカードリーダー」の扱いになります。
なので、機能的には、普通のカードリーダーと変わらないはずです。
でも、充電機能が内蔵されているため、タブレット(パソコン)から PQI Air Pen のバッテリーに充電している状態になってしまいます。
(オレンジ色のランプは、「充電中」の表示)
タブレットから、AirPen へ、3.2Aの電流が流れています。(カードリーダーの動作+充電)
電源供給は4.68V。 USBの標準である5Vよりも低い電圧になってます。
油断していると、タブレットの電池が消耗してしまう可能性があるのと、(タブレットにとっては)大きな電流が流れることにより、PQI Air Pen
に供給される電圧が低下し、カードリーダーが正常に動作しない可能性がある・・・・かもしれません。
次は、WiFiで接続します。
【P】のボタンを長押しして、青いランプが付いたときは、「無線」が関係してきます
初期設定(購入時、リセットを掛けた時)のSSIDは、「PQI Air Pen」になっています。
パスワードはありませんので、誰でも簡単に(おぃおぃ) WiFi接続ができます。
あまりに危険(microSDに差したファイルが丸見え)なので、パスワードを設定しておきましょう。
周囲に無線LANの親機がある場合は、「アクセスポイントへの接続」で、親機のSSIDを選んでパスワードを入れれば、Air Penを「Wifiの中継機」みたいな感じで使うことができるようです(後述)。
PQI Air Pen の専用アプリを使って、microSDの中のファイルを見ることができます。
各ファイルを見るときは、専用アプリを使った閲覧になるので、写真(/Photo)はともかく、音楽(/Music)と、動画(/Video)は、操作性の善し悪し(普段使っているアプリと、専用アプリとの操作性の違い)が、気になるかもしれない。
タブレット本体、もしくは、タブレットに刺したmicroSDカードなどへの「ダウンロード」も可能です。
「タブレットの裏蓋を外しにくい」ために、「タブレットに刺したmicroSDカードを取り出すのが面倒」というときには、この方法でファイルの転送が可能です。
「アクセスポイントへの接続」を設定しておけば、
アクセスポイント(無線LANの親機)~~Wifi~~「AirPen」~~Wifi~~タブレット
という形で、インターネットへの接続ができるようです。
この場合、PQIAirPenは、WiFiの中継機みたいなイメージになると思います。
(厳密には、SSIDは異なるので、厳密には中継機とは違う扱いになると思います)
なぜか、ブラウザによって、うまく表示できないページもあったり、うまく表示できない時があったり、よくわからないのですが、面倒なので、細かいことは、気にしないことにする。
インターネットに接続するときは、直接アクセスポイント(無線LANの親機)に接続した方が、確実ですから。
今度は、LANケーブルを PQI Air Penに接続して、
「PQI Air Penを、アクセスポイントとして使う」方法です。
充電式で電源が不要なので、「必要になるとき」があるかもしれまません。
USB端子を、USB充電器に差し込んでおけば、充電しながら(外部からの電源供給を受けながら)、アクセスポイントして使うことができるのではないか? という話になってきますが、どうでしょうか?
試してないけど、出来るような気がします。
■ Windows のタブレットで使う。
Windows のタブレット、および Windowsのパソコンには、専用のアプリは存在しません。
WiFi接続ができたら、192.168.200.1 で、設定画面を出すことが出来るようです。
必ず、パスワードを設定しておきます。
PQI Air Penに刺した microSD へのアクセスは、FFFTP から出来るようです。
ホストの設定名: PQI Air Pen (別の名前でもいい)
ホスト名(アドレス): 192.168.200.1
ユーザー名: root
パスワード: pqiap
うまくいけば、たぶん、この設定でいけるような気がする。
もしかしたら、できないかもしれない。
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