2-23:PD-T04S
パイオニア(Pioneer)のCDプレーヤー PD-T04S です。
■ピックアップ:3ビーム半導体レーザー方式
■外形寸法:440×131×286
■重量:5.0kg
「レガート・リンク・コンバージョンS」を搭載しているのが特徴のCDプレーヤー
「レガート・リンク・コンバージョンS」いうのは
CDには記録されていない20kHz以上の成分を1/f減衰特性にもとづき、原信号の波形を推定して再現し、さらに、倍音にも独立した高調波生成回路追加し、原音の推定に基く減衰特性から、20kHz以上の成分にも倍音成分を生成し、時間軸を合わせて加算することで50kHzまで再生帯域を拡大し、同時に不要なリンギングも一掃する機能
ということのようです。
単純に言えば、「アナログ出力」時には、推測された、20kHz以上の倍音成分が付加される。ということかな。
「デジタル出力」の時は、当然のごとく、CDから読み取った中身を、そのまま出力。
デジタル出力では、20kHz以上の音は存在しない。
・・・とすれば、「アナログ出力」と「デジタル出力」では、どっちが音が良い???
ちなみに、アナログ出力の場合でも、後ろに、DEQ2496(デジタル式のイコライザー)を入れると、せっかく作られた20kHz以上の音はどうなっちゃうんだろう??? とか考えたくなってしまうのですが、こういうことは、深く考えない方が良さそうです。
このCDプレーヤーは、演奏面を上向きにして挿入します。
普通のCDプレーヤーは、ピックアップが下についているのですが、PD-T04S は、上に付いている。ピックアップの上に「ほこり」が付く可能性は少なそうです。
ディスク(CD−R)を挿入すると、こんな感じ。
裏側は、シンプル。
デジタル出力(SPDIF)は、光(オプティカル)に対応。
裏側の真ん中あたりに、興味深い表記がある。
「電気用品取締法に基づく表示を改変したり消除すると違反になります」と書いてあるけど、その表示というのが「100V 12W 50/60Hz」という表示。
こんなの消しても、なんの得にもならないような。。。。。
どうでもいいけど、パイオニアのロゴは、昔のロゴのほうが、好きだったりする。
(あくまで、個人的見解)
このCDプレーヤー、軽いのに、なぜ、こんなに大きいんだろう?
ふたを開けてみたのが、この写真。
天板が外れないぞ!!! ・・・ということで、天板を半分だけめくり上げて、写真を撮ってみました。
−*−
このCDプレーヤーを買うときには、複数のCDプレーヤー(2万円〜10万円クラス)の聞き比べをやって、音が悪くなく、「割引価格の大きい」この機種を選んだ。
昔は、メーカーによって、「音の特徴」みたいなのが、存在したような気がする。
「パイオニアらしい音」「ヤマハらしい音」「デンオン(デノン)らしい音」「サンスイらしい音」「オンキヨーらしい音」みたいな感じ。
昔は、確かに、そういうの、あったよな。。。
実際、デジタル接続と、アナログ接続では、微妙に「音のクセ」が違うし。
未だにわからんのは、どうやって、メーカーによって、「音のクセ」みたいなのを作っているんだろうか? ってこと。
スピーカーとかマイクとかなら、話はわかるけど、CDプレーヤーで、「音のクセ」「音の違い」みたいなのを出すときのテクニックみたいなのは、あるのだろうか?
このCDプレーヤーに搭載されている「レガート・リンク・コンバージョンS」は、なんらかの音を加えているわけだから、厳密に言えば「音が変わっている」んだろうけど。。。
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《 CDプレーヤーの音の聞き比べ 》
この PD-T04Sの「定価?」は、60,000円だったような記憶がある。
一般的なオーディオ機器の値段でいえば、59,800円になるんだろうけど、これは 60,000円。 200円ほど高い!!!
購入価格は、ちょうど、40,000円(当時は消費税なし)だったような記憶がある。
今にして思えば、とても、高い買い物をしたような。
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