2-21:CD-VT2
TEAC(TASCAMブランド)の「CDトレーナー」というか、「多機能CDプレーヤー」CD-VT2です。
公式サイトを見ると・・・
コンパクトボディのCDプレーヤーにボーカルや楽器練習に便利な機能を搭載しました。
CDの音程を変えずにテンポを変えることができるVSA(Variable Speed Audition)機能や、曲のキーを変えて再生できるキーコントロール機能の他、クロマチックチューナーやメトロノームなどボーカルや楽器練習に便利な機能を多数搭載。
また、曲中のボーカルの音をキャンセルできるボーカルキャンセル機能を使えば、お気に入りのCDをカラオケにして練習することができ、本体にマイクを接続すれば、CDの曲に合わせての練習も可能です。
とか、書いてある。
パソコンを使えば、似たようなことが出来ますが、CDのままで、速度を変更できるのは、ありがたい。
ついでに、マイクを2本繋ぐことが出来、エコーを掛けることができたりするのは、面白いです。
CDプレーヤーを使わずに、「マイクにエコーを掛けてミキサーに送る」という裏技も出来そうです。
■電源:単三形電池×4 またはDC 5V(別売りACアダプターPS-P520)
■電池持続時間:ニッケル水素:6.5時間、アルカリ電池:5時間
■消費電力:2.5W(ACアダプター使用時)
■最大外形寸法:194mm×39mm×138mm
■質量:550g(電池含まず)
右の外箱の中に、左のようなパッケージがあり、その中に本体が入ってます。
箱が痛んでいるB級品を買ったので、パッケージは痛んでます。
気にしない、気にしない・・・・と言いたいところですが、裏をみると 「2010年製」と書いてある。 購入は2012年4月だから、少なくとも1年以上に前に作られた在庫品。
通常品よりも少し安く買ったけど、得だったのか、損だったのか、よくわからない。
これが、パッケージの中に入っていた(パッケージの裏側から見える)説明書き。
●テンポボタン
曲の速度(テンポ)を変える機能があるのですが、通常はテンポを変えると音の高さも変わります。CD-VT2には、音程を変えずにテンポを変えるVSA(Variable
Speed Audition)機能があります。
じゃぁ、音程を変えずにテンポを落とすと、「どれくらい音質が悪くなるか?」というのが気になるのですが、少しのテンポの変化させる程度なら、そんなに音が悪くならない。。。。というか、黙っていれば音質の劣化に気付かない程度。
VSA機能の処理が優れているのか? 処理をしないときでも、もともと、音が良くないのか? よくわからないが、ともかく、速度を落として再生させても大丈夫。
このVSA機能、これ使える。
●キーボタン
逆に、曲の速度(テンポ)を変えずに、音程(曲の高さ)を変える機能は、それなりに音質が悪化する。 これはイマイチ。
●ボーカルキャンセルボタン
これ、イマイチなので、使うこと、ないかも。
類似品の、CD-BT2(CDベース・トレーナー)では、「ボーカルキャンセル」機能の代わりに、BEE(Bass Enhancement Effect)機能があり、曲中のベース音をカットしてベースカラオケとして再生したり、ベース音を強調(ENHANCE)して聞き取りやすくすることが可能になるらしい。
ボーカルキャンセルは、使うことは無いと思うので、CD-BT2搭載の「ベース音を強調する機能」のほうが面白そうな気がします。
●エフェクト
CD-VT2では、接続するマイクに、ボーカル用のエフェクト(エコーなど)のを掛けたりできます。
「POPS_1、POPS_2、POPS_3、ROCK_1、ROCK_2、ROCK_3、 ENKA_1、ENKA_2、ENKA_3、EMPHASIS、CHORISTER、QUIVERING、SCREAMING、PANNING、
SHOUT、LO-FI、MEGAPHONE、DUET」
カラオケのボーカルを想定したものかな。
類似品の CD-BT2では、エコーなどのエフェクトの代わりに、「DISTORTION、COMPRESSOR、7 BAND EQ, FLANGER、PHASER、
CHORUS、EXCITER、AUTOWAH、OCTAVER、TECNO FILTER、REVERB、DELAY」が付いている。
こっちは、本格的というか、多機能ですね。
どっちのほうが面白いか??? という話になってくる。、
「エフェクター付のミキサー」とか「イコライザーDEQ2496」とかをを持っていなかったら、CD-BT2を買ってたと思う。
でも、両方と持っているし、「カラオケのエコー」に興味あったので、CD-VT2を購入。
■CD−VT2の電源について
CD-VT2 の電源は、単三電池4本。
1.5V×4=6Vなのでしょうけど、外部入力がDC5Vなので、エネループも使えそうです。
(実際、使えました)
単三電池の他に、ACアダプターを使うことが出来ます。
ちなみに、ACアダプター(PS-P520)は別売り。3000円(+消費税)
ACアダプターを使う時には、必ず「純正品」と使って下さい。
社外品は、故障の原因になるので、絶対に絶対に使わないように!!!
と言うことなのですが、「壊れても自己責任」だし「無償修理期間も過ぎてる」し・・・・ってことで
社外品のアダプターを使って見ることにします。
写真は、USB3.0ハブに付いていたACアダプター。
5V・4A と書いてある。 4Aあれば、余裕十分。
無負荷時の電圧を測ってみると、5.20V程度。
純正のアダプター(PS-P520)を買う値段で、このUSB3.0ハブ(アダプター付)が買えちゃうわけだから、純正のアダプターを買うのは、「勇気」と「度胸」と「気合い」が必要になる。
「気合いが足りない」場合には、おそるおそる、「社外品を使ってみようかな!」・・・となる。
実際にこのアダプターを使って見ると、、ハムノイズが出る時がある(20回に1回程度の頻度)と、ハムノイズが出ないとき(通常使用時)がある。 まぁいいか。
オーディオ装置(特に、ミキサーなど)に繋ぐときにには、商用電源の100Vとは、完全に、絶縁しておいたほうがよさそうです。
そこで・・・
2.1A対応の、「USB充電器」。
これで、動かしてみます。(あくまで自己責任)。
USBの5Vを、「EIAJ#2」のプラグ(?)に変換して、「DC IN 5V」のところに差し込みます。
miniUSB からの変換には、100円くらいで売ってる
「Mini (USB) to PSP 充電変換アダプタ」
が使えるようです。
たぶん、microUSB から変換するアダプターも、存在するはず。
どこかで、安価で売っていたら、買っておきましょう。
このプラグの規格は、SONY のPSP専用規格ではなく、汎用の「EIAJ#2」のハズ。
(ちがってたら、ごめんなさい)
EIAJ 規格のプラグは、「#1」から「#5」まであって、「#2」の電圧区分は 「DC3.15Vを超えて DC6.3V以下」ということらしい。
こちらは、地元のパーツ屋さんで、購入したモノです。
もしかしたら、これが「最強」かも。
(もちろん、メーカーが推奨しないはずなので、使うときは、自己責任で!)
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《 小型CDプレーヤーの音って、どうなの? 》
こういう機種って、高級品に比べて、音が悪い?
高級品と大差ない??
確かに、DAコンバーターとか、オペアンプは安物だろうけど...
でも、そんなこと言ったら、ミキサー(オペアンプを大量に使う)のオペアンプとかも、安物なわけだし・・・
「音質は気にしない」のが一番・・・・かな
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