趣味のオーディオ実験室

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手軽に買える測定器(テスター・温度計など) 作成日:2014/11/17、最終改訂日:2014/11/17

§測定-30:DT-830B

500円以下で購入できる、小型のデジタル・テスターです。

「DT-830B」というキーワードで、検索すると、このテスターを紹介しているブログがたくさん見つかります。


DC9V電池標準装備!
DCV(直流電圧)・DCA(直流電流)・ACV(交流電圧)・Ω(抵抗)
hFE、ダイオード測定と幅広く対応!

・・・とか書いてあります。 ACA(交流電流)は測定不可。


この型番には、いくつかのバージョンがあるみたいですが、手元のモノは
「輸入元 株式会社クロストーク MADE IN CHINA」と書いてあります。

箱の表の英語表示は、「DIGITAL MULTIMETER」となってます。

箱の裏側には、「小型デジタルマルチテスター」「小型デジタルテスター」と言う文字が書いてあります。


このテスター、どのくらいの精度があるのか?

興味本位で、6個購入。
表示する値に、どれだけの誤差があるのか? 興味津々!


箱から出すと、こんな感じ。



蓋を開けると、こんな感じ。


プリント基板には、「20131104」の文字。
これが製造日なのか、それともまったく別の数字なのかは、不明。

電池には「06−2016」と言う文字があります。
有効期限が、2016年6月までということでしょうか?

ちなみに、このテスターを購入したのは、2014年10月です。


このテスターの「〜2V」のレンジは、「〜2000mV」になっています。

つまり、1.276(Volt)のエネループは、1276mV(ミリボルト)と表示されます。
(小数点ナシの四桁表示)
慣れるまで、違和感があるかもしれません。


■ 6台並べて、誤差を調べてみましょう!

さて、このテスター、どのくらいの誤差があるのでしょうか?
実際に、電圧を測ってみましょう。


エネループ(その1)
DC2000mV(2V)までのレンジです。

表示が小さい方から、並べ替えると、こうなります。
最小1.266V、最大1.289V。 平均は1.27900V。
平均値からの誤差は、−1.1%〜+0.8%


エネループ(その2)
DC2000mV(2V)までのレンジです。
最小1.274V、最大1.296V。 平均は1.28683V。

左から2番目と3番目は、同じ値を表示しています。


クルマのバッテリー(40B19R)の中古です。
DC20Vまでのレンジです。

このレンジでは、左から2番目が最小値を表示し、3番目とは違う表示になりました。
最小12.32V、最大12.50V。 平均12.4150V
平均値からの誤差は、−0.8%〜+0.7%



プラスとマイナスを入れ替えてみます。

数値は、ほとんど同じです。(表示は、マイナス表示なってます)



こんどは、コンセントからの交流100V(60Hz)
AC200Vまでのレンジです。
このレンジでも、左から2番目が最小値を表示しています。

最小99.2V、最大100.9V。 平均100.0166V
平均値からの誤差は、−0.8%〜+0.9%

正確な電圧が、何ボルトかわからないけど、6つの数字を平均すると
ちょうど100Vになります。
ぴったりの数値が固体がひとつも無いところが、なんとも・・・・。


《  どれを使えばいいのだろう?  》


 同じ型番のテスターでも、固体によって、表示する値に違いがあるようです。
 2カ所の電圧を同時に測りたいときは、似たような値を示す2台を使ったほうが良さそうです。

では、2カ所の電圧を同時に計る時、どれとどれを使えばいいのか?

2000mVレンジの時は、左から2番目と3番目で良いとして、
AC200Vレンジの時は、どれを使えばいいか、悩みますね。



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