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カーインバーター(DC12V→AC100V) と カーバッテリー 作成日:2014/02/20、最終改訂日:2014/08/15

§DCAC-32:CB-90V(REMIX) DC-ACインバーター

 クルマのバッテリーのDC12Vを、AC100V(コンセントに差し込む電源)に変換するインバーターです。

 クルマの中で、ノートパソコンを使いたいときは、家庭用の電気機器(コンセントに差し込む家電品)を使う時に使用する、DC12V−AC100Vのインバーターです。

クルマのシガーソケットの根元には、15Aくらい(クルマによる)のヒューズが入ってると思われます。
また、オーディオ用の電源を引っ張り出してくる場合も、根元に15Aくらいのヒューズが入っていると思われます。

なので、AC100Vを作り出すとしても、おのずと容量には限りがあるはず。

変換効率100%として、12V×15A=180W。 変換効率83%で150W。
大容量のインバーターを買ってきても、これ以上だと、クルマのヒューズが飛ぶ可能性が高いので注意が必要です(バッテリーから直接、線を引っぱってくればいいといえばいいのですが)


手元には、3つのDC−ACインバータがあるので、比較してみます。


家庭用コンセントの 100V・60Hz


まずは、家庭用のコンセントの100V(従量電灯・単相100V/60Hz)の波形を、デジタルオシロスコープ(DSO-201)で測定します。

本来なら、綺麗な正弦波(サインカーブ)のはずなのですが、取得するデータ(BMP)の解像度の関係で、綺麗正弦波に見えないのは、ご愛敬ということにしておきましょう。

正弦波のピーク値は、実効値の(√2)倍なので、実効値がAC100Vなら、ピークは±141Vになります。 実効値が97Vの時に計測したので、ピークは±137Vくらいですね。


■CB-90V(REMIX)


REMIX > CB-90V DC-ACインバーター

■ 入力電圧: DC12V(11V〜15V)
■ 出力電圧: AC100V
■ 定格出力: 200W(1時間以内)
■ 最大出力: 300W(10分)
■ 変換効率: 約85%
■ 出力波計: 矩形波
■ 出力周波数: ※55Hz (※手元にあるのは、50Hz/60Hz切り替えスイッチあり)
■ 出力電圧変動: 5%
■ 回路方式: スイッチング方式インバーター
■ 保護回路: 過負荷・低電圧・高電圧・温度・過電流
■ ヒューズ: 25A(ホルダー)・10A(付属)
■ 連続使用時間: 1時間
■ 使用温度範囲: 0℃〜40℃
■ 電源線: 100W以内(シガープラグ゙用)
■ 本体サイズ: 約W145 x D90 x H50(mm)
■ 重量: 約500g
■ コード長: 約1m


数年前に購入した物です。

電源を投入したときに、「キュゥ〜ッ!」という音が出ます。
また、入力電圧(バッテリーの電圧)が下がってきたときに、警告音を出してくれます。
クルマのエンジンを掛けずに、キーを「ACC」の状態で、ノートパソコンを使ったときなどに、便利かも。

手元のは、50Hz/60Hzの切り替えスイッチがついていますが、最近のものは(サイトを見る限り)省かれているようです。


ファンは常時、回転しています。
手元のものは、「トランスの鳴き」と思われる、「キーン」という音が聞こえるときがあります。
(個体差があるのかも)

標準では10Aのヒューズがついています。(上の写真は15Aのヒューズ)
12V×10A=102W。
効率85%なら、102W×0.85=102W

標準のシガーソケット経由では、「100Wのインバーター」として使いましょう!ということのようです。


バッテリーから直接電源をとるための「ワニグチクリップ付きのホルダー」が付属していましたが、「紛失」したので、写真は、市販のワニグチクリップは、市販の汎用品です。

定格200W(1時間)、最大300W(10分)の機器を使いたいときには、10Aのヒューズを、25Aのヒューズ(別売・汎用品)に差し替えて、バッテリーに直接つないで使いましょう! ということのようです。

25Aのヒューズを着けると、12V×25A=300W
変換効率85%とすると、300W×0.85=255W

シガーソケットでも、バッテリー直でも、どちらもで使えますよ! という、なかなか、スジの通った仕様というか、気の利いた仕様になってます。




どんな波形になっているか、調べてみましょう。

電圧計(デジタルテスター)は、「103.4V」を表示していますが、参考程度にしてください。
テスターの値は正弦波の平均値を1.11倍したものを、実効値と表示している(コンセントでは、この値が101V±6Vの範囲内)はずなので、矩形波では、正しい数値は出てこないと思われます。



こちらは、50Hzモード

製品仕様で「スイッチング方式インバーター」「矩形波」と、はっきり書いてあるのは、評価できます。
電圧の掛かってる部分は±110V程度。
電圧が掛かっている時間が長く、0Vの時間は短くなってますね。

20ミリ秒周期だと、50Hzになるのですが、それよりも少し短い周期になってます。
個体差なのか、温度の影響なのかは、よくわかりません。


こちらは、60Hzモードです。

最近の製品は、周波数の切り替えスイッチがなくなって、まんなかの55Hz仕様になっているようです。
どっちにしても、周波数に依存するような精密な電機製品を、矩形波のインバーターで使うのは「無謀」ともいえるので、55Hz固定でも影響はないと思います。



《  クルマで使える電力の限界  》


 クルマのシガープラグには、上限がある。
 たぶん、15A程度のヒューズが入っているはずで、それを超えると、ヒューズが飛ぶ可能性が高い。

そうすると、シガープラグから取り出せるのは、12V×15A=180Wが限界。 瞬間出力は200Wくらいでしょうか。

12Vから100Vへの、変換効率を考えると、150Wくらいが限界だとおもわれます。

それ以上の電気を取り出そうとすると、バッテリーから直接、ケーブルを引っぱってくる必要がありそうです。

シガープラグから電源をとることを前提とするならば、
 「150W以上の容量があっても使えない」
といえます。
 「ならば、150Wの製品で十分、300Wクラスなんて作っても売れない」
ということになります。

でも、バッテリー直結を前提として、300Wクラスの製品を出してくれるのはありがたいことだと思います。



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